■創業当時から現在の主力商品を開発
ロングセラー商品をヒットさせてきた経緯 |
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ベル食品(株)は、戦後のあわただしい雰囲気がまだ残る昭和22年(1947年)に、北海道大学農学部出身の科学者7人でスタートした北共化学(株)が前身である。
創業当初は、粉末ジュースやラムネなどの製造を経て、昭和29年に、家庭用ラーメンスープ「華味」を開発し、これを製造・販売することで今日の経営基盤をつくっていった。
そして昭和31年には、「成吉思汗のたれ」の販売を開始。現在の同社のブランド商品の代表格である2商品が、すでにその頃開発されており、同社のブランド開発戦略の確かさを証明している。
また、家庭用のそばつゆを開発したのも昭和30年のことであり、これは国内でもトップレベルの早さだった。
日本人の食生活に欠かすことのできない麺類のタレを、インスタントにして調理時間を短縮するということは当時の時代の流れでもあった。これに敏感に反応した同社は、時代を先取りして開発を進めてきたのである。
その後昭和50年代の後半には、業務用に参入したのを契機に、企業のプライベートブランド商品の開発・製造も積極的に行われるようになった。これが好調で昭和61年には資本金を1,190万円に、翌年には3,000万円と2年続きでスピーディに増資を果たし、平成2年には資本金が9,000万円となっている。
このようにして同社は、業務用、家庭用と、それぞれに自社ブランド商品、企業用プライベートブランド商品の開発を手がけて好調な事業実績を積み重ねてきた。
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■ラーメンスープ関連8割、焼肉のたれ関連2割
時代に合わせて消費者ニーズに即応する
生産体制 |
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現在同社が製造を手がけている商品は、家庭用や業務用のラーメンスープやタレ類、ラーメンなどの麺に添付されている1食用スープなどである。売上商品全体のシェアは家庭用が3割、業務用が7割を占めており、商品群のシェアでは「成吉思汗のたれ」を含めた焼肉のたれ関連がおよそ2割、ラーメンスープ関連がおよそ8割を占めている。同社は、特に企業プライベートブランド用スープの製品開発・製造を多く手がけている。
同社が商品製造のなかで重要視しているのは、時代の流れと消費者の好みの関係をしっかりと読むことである。たとえばラーメンスープは、豚骨味が流行ったり、味噌味が流行ったりと、味の好みが時代の流れで大きく変化するが、同社はこれらのニーズに対応したスープ商品の開発を行ってきた。また、ここ5年程の間に市場では、これらの味に対するニーズに加え、安全・安心・安価・見た目の良さが求められるようになってきた。同社では、これらのニーズにも対応した商品を生み出すために、添加物の入っていない原材料を選んだり、衛生管理や殺菌処理などを徹底している。また、価格面でも、原材料の一括仕入れはもちろんのこと、商品の売れ時期などを見極め、効率の良い生産体制をとることで、在庫を抱えないなどの対応をとり、ロスを最小限に押さえ対応している。
同社では、これらの商品の生産体制をHACCPと同等レベルにまで引き上げた管理体制をとった工場で実施している。
ラーメンスープや「成吉思汗のたれ」など、北海道の味覚を代表する食品のスープやたれの開発・製造・販売をしている同社は、今後とも息の長い商品開発を行いながらの事業展開を続けていく。
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■会社概要
設立/
昭和33年(1958年)3月
代表者/
代表取締役社長 福山 恵太郎
資本金/
4億8,525万円
売上高/
従業員数/
社員150名、パート70名
事業内容/
ラーメンスープ・ジンギスカンのたれ等食品の製造・販売 |
同社で製造している商品群
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一食用スープ充填機
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びん製品充填ライン
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研究開発部門で働くスタッフ
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