札幌の技術
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2004年ものづくり編
池田食品(株)
木田製粉(株)
(株)小林製麺
(株)小山製麩所
札幌バルナバハム(株)
佐藤水産(株)
サンマルコ食品(株)
(株)中華札幌
ベル食品(株)
北海道醤油(株)
(株)ミルクの郷
(有)環境資源応用技術開発研究所
トーワラダンボール(株)
北海道磁気印刷(株)
札幌電機鉄工(株)
日詰工業(株)
アグロ技術(株)
(株)岡田鉄工所
北原電牧(株)
(株)ニュートラル
原田電子工業(株)
(株)プラムネット
(株)フリーダム
上山試錐工業(株)
エコ・クリーン(株)
(株)三晄プレコンシステム
(株)日伸テクノ
ハウジングオペレーション(株)
(株)レアックス
三晃化学(株)

ものづくり編
ベル食品株式会社
〒063-0803   札幌市西区二十四軒3条7丁目3-35
TEL(011)613-0001 FAX(011)643-4397
ホームページアドレス http://www.bellfoods.co.jp

創造者たちのフロンティア精神を受け継ぎ
新製品を生み出し続ける総合調味料メーカー

■創業当時から現在の主力商品を開発
 ロングセラー商品をヒットさせてきた経緯
 ベル食品(株)は、戦後のあわただしい雰囲気がまだ残る昭和22年(1947年)に、北海道大学農学部出身の科学者7人でスタートした北共化学(株)が前身である。
 創業当初は、粉末ジュースやラムネなどの製造を経て、昭和29年に、家庭用ラーメンスープ「華味」を開発し、これを製造・販売することで今日の経営基盤をつくっていった。
 そして昭和31年には、「成吉思汗のたれ」の販売を開始。現在の同社のブランド商品の代表格である2商品が、すでにその頃開発されており、同社のブランド開発戦略の確かさを証明している。
 また、家庭用のそばつゆを開発したのも昭和30年のことであり、これは国内でもトップレベルの早さだった。
 日本人の食生活に欠かすことのできない麺類のタレを、インスタントにして調理時間を短縮するということは当時の時代の流れでもあった。これに敏感に反応した同社は、時代を先取りして開発を進めてきたのである。
 その後昭和50年代の後半には、業務用に参入したのを契機に、企業のプライベートブランド商品の開発・製造も積極的に行われるようになった。これが好調で昭和61年には資本金を1,190万円に、翌年には3,000万円と2年続きでスピーディに増資を果たし、平成2年には資本金が9,000万円となっている。
 このようにして同社は、業務用、家庭用と、それぞれに自社ブランド商品、企業用プライベートブランド商品の開発を手がけて好調な事業実績を積み重ねてきた。

■ラーメンスープ関連8割、焼肉のたれ関連2割  時代に合わせて消費者ニーズに即応する
生産体制
 現在同社が製造を手がけている商品は、家庭用や業務用のラーメンスープやタレ類、ラーメンなどの麺に添付されている1食用スープなどである。売上商品全体のシェアは家庭用が3割、業務用が7割を占めており、商品群のシェアでは「成吉思汗のたれ」を含めた焼肉のたれ関連がおよそ2割、ラーメンスープ関連がおよそ8割を占めている。同社は、特に企業プライベートブランド用スープの製品開発・製造を多く手がけている。
 同社が商品製造のなかで重要視しているのは、時代の流れと消費者の好みの関係をしっかりと読むことである。たとえばラーメンスープは、豚骨味が流行ったり、味噌味が流行ったりと、味の好みが時代の流れで大きく変化するが、同社はこれらのニーズに対応したスープ商品の開発を行ってきた。また、ここ5年程の間に市場では、これらの味に対するニーズに加え、安全・安心・安価・見た目の良さが求められるようになってきた。同社では、これらのニーズにも対応した商品を生み出すために、添加物の入っていない原材料を選んだり、衛生管理や殺菌処理などを徹底している。また、価格面でも、原材料の一括仕入れはもちろんのこと、商品の売れ時期などを見極め、効率の良い生産体制をとることで、在庫を抱えないなどの対応をとり、ロスを最小限に押さえ対応している。
 同社では、これらの商品の生産体制をHACCPと同等レベルにまで引き上げた管理体制をとった工場で実施している。
 ラーメンスープや「成吉思汗のたれ」など、北海道の味覚を代表する食品のスープやたれの開発・製造・販売をしている同社は、今後とも息の長い商品開発を行いながらの事業展開を続けていく。
■会社概要

設立/
昭和33年(1958年)3月

代表者/
代表取締役社長 福山 恵太郎

資本金/
4億8,525万円

売上高/


従業員数/
社員150名、パート70名

事業内容/
ラーメンスープ・ジンギスカンのたれ等食品の製造・販売
同社で製造している商品群
同社で製造している商品群
一食用スープ充填機
一食用スープ充填機
びん製品充填ライン
びん製品充填ライン
研究開発部門で働くスタッフ
研究開発部門で働くスタッフ

技術者インタビュー
開発・生産・営業の各部門の業務を調整し 適切な生産コントロールを実践しています

取締役生産管理部長 小堀 武さん(52歳)昭和51年入社
 私は昭和51年4月に入社し、28年間商品の開発・製造に携わってきました。
 現在は、生産管理部長として、商品の販売に見あった生産計画を立てています。具体的には、営業販売予測にそって、在庫が切れないように生産していくわけです。いわば、開発部門、生産部門、営業部門の間を調整する役割ですね。若い頃は開発部門で商品の開発をてがけてきました。開発から営業までひと通りわかっていることが大事な事だと思っています。
 今の時代は、消費者ニーズが多様化していて、企業用のプライベートブランド商品をつくっていても、小ロットで多品種が普通です。そこで心がけなければならないのが、消費者ニーズと流行を読むこと。たとえば、豚骨味が流行りそうという時には、すでに生産体制をとれなければなりませんから、そういう意味で開発部門のスタッフも含めて、食べ歩きや情報を仕入れることは欠かせません。これからも時期と売れ筋を見極めて、より良い商品をお客様に提供していけるよう心がけていきたいと思っています。